Dゾーン、身長212cmの選手のプレイとは

212cmの選手

ポーランドの背番号48番ゲバラ(GEBARA)という選手はこの大会でもっとも高身長な選手である。212センチというとてつもない身長から繰り出すプレイはどのようなものなのか大変興味深い。常々国際大会で上位の成績を収めているポーランドであるが今回は低迷している。日本も対戦していることから是非そのプレイを見たみたいと思う。

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ポーランドには左バックにリオオリンピックで得点王になったBIELECKI Karol(202cm、35才)という選手がいるが、今回の大会には出場していない。代わって出てきたのがこGEBALA Tomasz という選手で、オフェンス要員である。まだ21才の若さである。得点の左図の通り、得点のほどんどはロングシュートである。アシストも20本していることからシュート力だけでなく対応力も備えていると思われる。日本との試合では、4本のロングシュートを打ったが、1本も入っていない。日本ディフェンスが上手く対処したと言えるが、2本は枠外、あとはシュートブロック(下写真)とGKセーブである。それにしてもフリースローライン後方3mから打つ高打点シュートは桁外れである。


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左の写真は予選リーグでのフランス戦であるが、10本のロングシュートのうち5本を成功させた。前半戦で連続5ゴールを決めたのであるが、フランスディフェンスが、フリースローライン付近まで詰めて対処しようとしたところを大きなステップでかわしてシュートし得点している。後半はノーゴールにおさえられている。まっすぐにカットインして打つシュートよりフェイントをして位置を変え、入り込んでのシュートの方が確率よくシュートを決めているようである。


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